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++ 流産について ++

正常な妊娠初期の経過は?
妊娠第5週で胎嚢が確認でき、妊娠第6週後半くらいに心拍が確認できる。
(正常な場合、心拍確認後の流産確率は2〜3.3%だが、不育症の場合、その範囲よりはるかに多い)
流産とは?
妊娠22週未満で妊娠が終わること。(どうしても赤ちゃんの命を助けられない時期におこる)
早産とは?
妊娠22週〜37週未満の出産。(適切な処置によっては、赤ちゃんの命を助けられる)
ちなみに正常分娩は妊娠37週〜42週未満の出産です。
流産の種類
*初期流産・・・妊娠12週未満の流産
+ 進行流産 +
初期胚が死んで子宮外に排出されてしまうこと。出血や陣痛のようなおなかの痛みが伴う。
「完全流産」と「不全流産」に分かれる。
完全流産・・・子宮の内容物が全て流出してしまうこと。
不全流産・・・子宮の内容物が一部残ってしまうこと。
+ 稽留流産 +
子宮内で胎児の心拍が見られない、または止まってしまう。痛みや出血はない。
流産とは違う「流産」
+ 化学的流産 +
妊娠反応は陽性が出るものの、超音波では胎児、胎嚢が確認できないうちに出血が始まり、内容物が流出してしまうこと。実は頻繁におこっていると思われるが、流産回数にはカウントしない。
+ 切迫流産 +
「切迫流産」と聞くと「流産に移行してしまう危険な状態」と思われるが、実はきちんと心拍が確認されていれば、流産に移行することはまずないと言っていい。出血は受精卵の栄養膜細胞が子宮内膜に入る過程のもの。
*後期流産・・・妊娠12週〜22週未満の流産
+ 頸管無力症による流産 +
おなかの張りはないのに子宮口が開いてしまう。
予防・・・頸管縫縮術(頸管をしばる手術)
+ 感染による流産 +
菌の感染によって炎症がおこり子宮収縮が止まらなくなる。
治療・・・抗生物質の投与と子宮収縮剤の投与
+ 胎児死亡による流産 +
原因不明のことが多い。胎児の染色体異常、母体の抗リン脂質抗体なども考えられる。
治療・・・検査で原因が分かれば次回妊娠で対策をとる。

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